**ワット・サケット(黄金の丘寺院)**は、バンコク市内の小高い丘の上に位置する静寂の寺院。頂上からはバンコク市街を一望でき、その絶景と穏やかな雰囲気から、地元の人々や観光客に愛されています。寺院全体が静かな時間を提供し、賑やかなバンコクの中でも落ち着ける貴重なスポットです。
この記事では、ワット・サケットの歴史や見どころ、アクセス方法、訪問時の注意点を徹底解説します!
目次
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ワット・サケットの概要と歴史
概要
ワット・サケットは、「黄金の丘寺院」として親しまれています。その名の通り、小高い丘の上に建てられた寺院で、頂上には金色に輝く仏塔(チェーディー)がそびえ立っています。丘を登ると、喧騒から離れた静かな空間とともに、バンコク市内を一望できるパノラマビューが広がります。
歴史
ワット・サケットの歴史は16世紀のアユタヤ時代にまで遡りますが、現在の姿となったのはラーマ1世が再建し、ラーマ3世とラーマ4世が拡張を進めた時代です。特に金色の仏塔は、ラーマ3世の時代に着工され、ラーマ4世によって完成しました。仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が収められ、タイ仏教の重要な信仰の場となっています。
見どころ
① 黄金の仏塔(チェーディー)
ワット・サケットの象徴である金色の仏塔は、丘の頂上にそびえ立ち、その存在感は抜群です。特に晴天時には金色に輝き、美しい景観を作り出します。仏塔内部には仏舎利が安置されており、敬虔な仏教徒たちが訪れる神聖な場所でもあります。
② 丘を登る静かな道
丘を登る道中には、多くの仏像や小さな滝、静かな瞑想エリアが点在しています。ゆっくりと周囲を見渡しながら登ることで、心が落ち着き、穏やかな時間を過ごせます。道は緩やかな傾斜で登りやすいため、誰でも無理なく訪れることができます。
③ 頂上からのパノラマビュー
丘の頂上に到着すると、バンコク市街を360度見渡せる絶景が待っています。特に夕方の時間帯は、夕陽に染まる街並みが美しく、フォトスポットとしても人気です。また、静かな空間で一息つきながら景色を楽しむことができます。
④ 境内の落ち着いた雰囲気
丘の麓や頂上の境内には、バンコクの喧騒を忘れさせるような静けさがあります。観光客が比較的少ないため、自分のペースでゆったりと散策するのに最適です。
アクセス情報
場所
- 住所: Wat Saket, Ban Bat, Phra Nakhon, Bangkok
行き方
- BTSまたはMRT+徒歩
- 最寄りのBTSナショナルスタジアム駅またはMRTサムヨート駅で下車し、タクシーや徒歩で約10分〜15分で到着します。
- タクシーまたはトゥクトゥク
- バンコク市内から簡単にアクセス可能で、料金目安は約50〜100バーツ。
訪問時の注意点
① 暑さ対策
丘を登る際には、日差しを遮る帽子や飲み物を持参するのがおすすめです。早朝や夕方の涼しい時間帯に訪れるのも良いでしょう。
② 靴や服装
頂上まで登る道は緩やかですが、階段も多いため、動きやすい靴を履いていくのがおすすめです。寺院内では肩や膝を隠す服装が求められるため、ドレスコードにも注意してください。
③ 訪問のベストタイミング
混雑を避けたい場合は、朝早い時間や夕方の訪問がおすすめです。特に夕方は、涼しい風とともに夕陽を楽しむことができます。
チケット情報と営業時間
- 営業時間: 毎日08:00~18:00
- 入場料: 50バーツ(約200円)。丘の頂上に登る費用が含まれます。
訪問後のおすすめスポット
- チャイナタウン
- タイグルメが集まるエリアで、ワット・サケットからも近いので、寺院巡りの後に立ち寄るのがおすすめです。
- ワット・ポー(涅槃仏寺院)
- バンコクを代表する寺院のひとつ。仏教文化にさらに触れることができます。
- カオサン通り
- バックパッカーの聖地として知られる通りで、ワット・サケットからタクシーで約10分です。
まとめ
ワット・サケット(黄金の丘寺院)は、バンコクの喧騒から離れ、静寂と絶景を楽しめる隠れた名所です。頂上からのパノラマビューや金色の仏塔の美しさ、そして穏やかな雰囲気が魅力の寺院は、観光客にも地元の人々にも愛されています。訪れる際は、アクセスや服装に注意し、ゆっくりとした時間を楽しんでください。
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